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『不死身ラヴァーズ』完成披露上映会実施!

2024-4-9-火曜日

⾼⽊ユーナによるコミックを原作にした映画『不死⾝ラヴァーズ』(5 ⽉10 ⽇全国公開)。その完成披露上映会が4 ⽉8 ⽇にテアトル新宿にて実施され、主演の⾒上愛、共演の佐藤寛太、⻘⽊柚、そして松居⼤悟監督が参加した。


主⼈公・⻑⾕部りの役の⾒上にとって、本作は単独初主演映画。初お披露⽬に「ドキドキしますね!でもこうして皆さんに観ていただいて広めてくださると思うと、重要な⽇です」と初々しい笑顔。構想10 年の時をかけて完成させた松居監督も「衝動的なものに対して憧れがあったからこそ、10 年前の⾃分を追いかけて作ったし、こうして今のキャスト・スタッフに出会えたからこそ⽣まれた映画だと思う」と完成にしみじみしていた。
りのの運命の相⼿・甲野じゅんを演じた佐藤。尊敬する松居監督の作品に出演するべく、⾃⼰PR⽂を松居監督にDMで送る直談判を⾏ったという。「最初はノリだったけれど、翌⽇になって本当の⾃分と向き合ってみた時に、送らないと後悔すると思って送った。そうしたら松居監督からすぐに返事をいただけて嬉しかったです」と佐藤。これに松居監督は「3 スクロール分くらいの⽂章で、これはどうやらコピペじゃないらしいぞと。それにお礼の返事をしたら、これまでの出演作の情報を細かく教えてくれた。あまり役者さんではいないタイプだと思ったので、興味を持ちました」と佐藤のパッションに感動していた。
念願叶った形の佐藤は「本当に嬉しかった。しかも僕はお⼆⼈(⾒上と⻘⽊)の⼤ファンで出演作をほとんど観ていたんですよ。初顔合わせの本読みの段階から距離感なく挨拶しに⾏きました。でも⼆⼈はドン引きしていましたね」と⼤興奮。りの幼馴染・⽥中役の⻘⽊は、そんな佐藤の熱量について「初対⾯の本読みは緊張感があるけれど、寛太くんは部屋に⼊って来て『おはようございます!メッチャ好きです!』みたいな感じ。最初から声量を間違えていた」と笑って、松居監督も「ずっとヤバいファン状態」と愛おしそうに佐藤をいじっていた。


⾒上と⻘⽊は、今作を⼊れてこれで4 度⽬の共演。⾒上は「これまではぶっ⾶んでいたり、恋をする役が多かったけれど、今回はニュートラルな友達の関係の役でした。普段の⾃分たちの関係性に近い役を演じられて嬉しかったです」と新鮮な⾯持ち。『アイスと⾬⾳』以来の松居組となる⻘⽊は「もう松居組には出られないのではないかと思っていたので、再びご⼀緒出来て嬉しい」と喜びを噛み締めていた。これに松居監督は「信頼のおけるメンバーにしたくて、しかも⽥中役は⻘⽊柚にしかできないと思った」と賛辞を送り、⻘⽊は⾒上から「泣いていいよ!」と⾔われ、照れ笑いだった。


最後に主演の⾒上は「この映画を観終わった後にめちゃくちゃ元気が出て、凄く不思議なパワーを持っている作品だと思った。暗いニュースが多い世の中ですが、この作品が皆さんの⽣活の中にちょっとでも光を灯してくれたら嬉しいです」とアピール。松居監督は「僕もこの映画を作りながら、りの、じゅん、⽥中に励まされた。原作にある強い感情やパワーに憧れて作ったので、りのの⾒る世界を⼀緒に観てもらって⾃分の感覚に素直になってもらえたら嬉しいです」と期待を込めていた。