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『君は放課後インソムニア』完成披露上映会実施のお知らせ

2023-5-17-水曜日

映画の完成を記念して、5月17日(水)に、森七菜さん、奥平大兼さん、上村海成さん、安斉星来さん、永瀬莉子さん、川﨑帆々花さん、池田千尋監督、を迎え完成披露上映会を実施いたしました。撮影を通じて距離を縮めたというキャスト陣は、この日も撮影の時に戻ったように、和気あいあいとしたやり取りを繰り広げました。

現在、テレビアニメ版「君は放課後インソムニア」が放送中であり、まさに“君ソム”旋風まっただ中となっているが、そんな中、いよいよ実写映画版が披露されるということで、この日のチケットは完売。イベント開始と同時に、場内の明かりが消え、真っ暗となった劇場内に、おのおのの観客に配られた青のサイリウムが点灯。客席のひとつひとつが幻想的に光るそのさまは、まるで夜空にあまた輝く星のように、会場をキラキラと照らし出していた。そしてそんな会場内に森、奥平をはじめとした登壇者たちが登場。その幻想的な星空の中をただようように、ひとり、またひとりと、ステージへと歩いていった。

この日は一般の観客に向けた初のお披露目となるが、「原作ファンの方や、はじめて君ソムに触れるという方もいらっしゃるので、ドキドキしています」と語った森は、「上映前からキラキラしてもらってうれしいです。本当にキレイでした。ありがとうございます」としみじみ。続く奥平は、昨年夏の撮影からおよそ10カ月たった現在の心境を「確かにやっと(公開)かという気持ちもあって。まだ観ていただくということに恥ずかしいという気持ちもあるんですが、それでも観ていただけることはうれしいです」とコメントしつつも、「最近ではアニメも放送されたり、漫画の単行本も12巻が発売されたりと、自分の生活のまわりに『君ソム』があり、皆さんに『君ソム』に触れていただける時間が増えているのかなと思いました」と付け加えた。

そんな二人の様子をほほ笑みながら見守っていた池田監督は、「この作品のお話をいただいてから、今日まで3年と少したっていて。もちろんいろんな苦労もありましたけど、苦労も含めて磨かれていって。いろんな人の力で大きくなった作品。だから今日観ていただく皆さんにはぜひ作品の仲間になっていただいて。広めていただけたら」と呼びかけた。

また、本作主人公の丸太が、天文部に入部し、カメラにどんどんハマっていくことにちなみ、登壇者たちが「ハマっているもの」について質問が。

まずは「温泉・サウナ」と解答した池田監督。「現場で宿泊していたのが和倉温泉だったので。撮休になると取りあえず行って。みんなキャッキャと楽しそうにしていて。でもわたしは疲れていたんで、疲れを癒やしていました」と述懐。さらに「今日のバスの中でも、あの時に時間が戻ったようにみんなはキャッキャとしてて。元気でいいなと思いながら見ておりました」と笑ってみせた。その後も川﨑が「ギター」、永瀬が「ミニバッグ」、安斉が「デニム」、上村が「刺繍」と返答。

そして奥平の答えは「鯨の鳴き声」。「僕は最近、海の生物にハマってて。鯨の鳴き声って変な鳴き声なんですけど、めっちゃ落ちつくんです。それこそ眠れない時に聞いているんですけど、オススメです」とその理由について明かした。

そして最後に森がハマっているものは「カメラ」。その理由については「この撮影の時もハマってて。使い捨てカメラとか、わたしの一眼レフとかでも撮っていたんですけど、楽しくて。わたしは露出とか、本格的なことは習ったことはなかったんですけど、(奥平演じる)中見が隣でやっているのを見ていていいなと思っていました」と明かした。